第42回気仙地区議会議員協議会総会開かれる

 恒例の気仙地区議会議員協議会が開かれた。今年で42回を数えるこの会は長い歴史を重ねている。例年より一月ほど早い開催となったが、今年は9月に住田町で町議会議員の選挙があるからとのことであった。この会は、旧気仙郡の市町村(当初は2市2町)で構成され、市町村の枠を超えた様々な要望活動と議員の交流親睦を図ることを目的に開催されている。
 私は、今回で9回目の参加となるがその内容も少しづつ変わってきている。最初のうちは、総会においてそれぞれの市町が持つ課題解決に向け、地域内で岩手県へ重点的に要望する事項の決定と、その実行方法を話し合う時間を持ち、その後議員相互の交流と親睦を図る行事が開催されていたが、近年は、総会において課題解決にむけての要望事項等の決定という総会行事と、県の出先機関の公所長との意見交換や、講師を招いての研修会、そして交流会と内容が時代の要請に合わせて移り変わってきている。
 今回は、総会のあと岩手県の医師確保対策の現状や、本地域の農林水産業の現状と課題、今後の振興策について岩手県の高前田農林水産部長、尾形医師確保対策室長を講師に招き研修会を行った。
 構成する3つの市町はそれぞれのまちづくりをしており、ひとつの方向に向かうのは早急にはできないかもしれないが、今後は地域間連携についても議員協議会の議題としても良いのではないかと感じている。
写真上:総会提出案件の提案説明をする本市の伊藤副議長
  下:研修会の様子(高前田岩手県農林水産部長)
管内行政視察(17・18年度事業を視察)

 議会の2年に一度の、事業実施状況の視察を行った。臨時議会と全員協議会が終了した後、公用車のバスにて2日間にわたり、17年度18年度に行われた市内各所の事業実施状況を担当課の説明を受けながら視察したところである。新規事業である地域資源活用交流施設「横田川の駅」をはじめ、清掃工場のストックヤードや炉の改修状況まで、市道の新設改良、第一中学校の改築事業など議会の議決を経て実施された事業と管理運営など様々な点での市民生活と直結する事業ばかりであることを改めて感じたところであり、今後の様々な計画にその成果を生かさなければならない。

写真は:生出地区に整備された水車小屋
臨時議会開かれる

 4月の改選から3回目の議会となる臨時議会が開かれた。議題は、当初予定されたのは、財産の購入議決(消防署に配備されるポンプ車の契約議決)だけの予定であったが、急遽補正予算2件と監査委員の人事案件が追加された、補正予算は7月5日の豪雨による災害復旧と、下矢作地区の下水道処理場の機器故障によるものである。
 監査委員の選任議案は、識見者から選出していた菅野監査委員さんが健康上の理由から退任されたことによるものである。監査委員の人選については、議会構成の際の議会選出監査委員人事では、市長提出の人事案が否決され、6月定例会で別人物が選任された経緯があり、今回もかなとの想定もなくはなかった。
 人事案については、市役所の幹部OBが提案され、議決されたが提案についてしっくり来なかったので質問をさせていただいた。中里市長は、議員時代から市役所OBが嘱託も含めて様々な公職や準公職につくことを天下りではないかとの主張をしてきていた経緯から今回の人事についてはどうかと質したところ、議会の議決を経て行われるものは違うとの答弁であった。このことは、議会に責任を転嫁するものではないかと感じたところである。行政運営をする上で、行政経験も豊富でこのうえない適任者である旨の提案をしておきながらの答弁ではなかなか納得のいかない。人員削減が大幅に進む中、行政効率を下げないよう職員は苦労している。市長の答弁からすると、民間人、行政経験者を問わず、行政の円滑化、更なる行政効果を期すためにも適材適所の人事配置が必要ではないかとの最後の質問に、今後は適材適所の人材登用をおこなうとの答弁があった。中里市長の人材登用をも含め、今後の行政運営に注目し、議論を重ねいく。
産業建設常任委員会行政視察行われる。

 6月定例会を終えた翌週である6月25日から6月28日にかけて3箇所の行政視察を行った。
 最初に訪れた岡山県玉野市では「職人塾」についての視察であった、玉野市は造船と四国への玄関口として栄えてきた町であり、三井造船の主力事業所が現在も造船の好況で忙しく稼動している町であったが、団塊の世代の定年期を向かえ、下請け企業の技術力向上と、ひとつの産業にだけ頼っていくことの危ういさを懸念して、技術者の後継と、新たな産業分野への取り組みを目指し、人材の育成に努めているプロジェクトであった。補助事業でのプロジェクトであるが、今後も継続して人材の育成と企業の育成に努めていくとのことであり、補充事業が終了すると尻すぼみに成りがちな本市のプロジェクトとは町づくりに対する意気込みの差を感じたところです。本市でも、気仙大工の後継者育成の事業を進めているが大いに参考とすべき点が多々あった視察であった。
 京都府南丹市では、主産業である家畜の排泄物を利用し、循環型社会の形成について視察を行った。家畜の排泄物を電気エネルギーに、そして有機堆肥として農地に戻す循環型への取り組みであった。ものは違えど、本市で実証実験をした生ごみによる循環型社会への取り組みとは規模も違ったし、生産される有機堆肥の販売等についても先進的な取り組みがなされており、トータルでの考え方がしっかりしていると感じたところです。有機堆肥を生産しても販路の確保や市販の製品との競合力不足などから、形を変えたごみの製造となることが多い中、地域産業を見据えた産学官での取り組みに感心させられたところです。
 京都府京都市中京区の西新道商店会の視察では、地域商店街の生き残りと戦略を勉強させられました。強力なリーダーとそれを補佐するスタッフ、若い世代への引継ぎや、空き店舗対策、行政との連携の仕方など目からうろこが何枚も取れたような気がしました。産学官公の連携も見事なまでのものがあり、各セクターごとの対応とそのお互いがお互いを上手く活用し各々の事業効果を相乗的に高めている点など学ぶべきところが多かった視察となりました。


写真は玉野市産業振興ビル
下は、宇高連絡船の模型前にて
市長選挙行われる

 2月4日市長選挙の投票が行われた。結果は、私が応援した候補が破れ、現職が再選されることとなった。選挙の結果を受け今後4年間の市政運営の方向が示された。市民の判断を尊重し、議員として議会活動を行っていきたい。ただ、全てを是とするわけではない。議員として自分の経験や知識、市民の皆さんの考えを総合して、意見を述べ議論を重ね、陸前高田市の将来を考えて「是々非々」の立場で行動したいと思っている。
4月には自分の選挙もある。市民の皆さんに自分の考えを理解していただきたいと思っています。
成人式挙行される

 今年も多くの新成人を迎え成人式が華やかに開催されました。新成人が実行委員会を結成し自主運営をしている式典で成人としての自覚を意識するものとなっていました。
 今年も、成人者のアンケートには多くの人が陸前高田で暮らしたい。このまちで働きたいとの意思表示をしていました。この子どもたちの強い希望にかなえなければならないと思っています。
 昨年の一般質問でも、このことを引用し当局の考えを質したところ、新年度から雇用対策室を設置し、雇用の場の増加へ対策を講じるとの答えが返ってきました。息の永い活動になると思いますが期待していきたいと思います。
 また、議員としても子どもたちの希望をかなえることが責務と考え様々な提案と活動を行っていきたいと考えています。
今年も防火を誓う消防団出初式

 恒例の消防出初式が1月8日に行われました。早朝からの各分団ごとの訓示、高田町においての一斉放水、分列行進と今年も火災予防に災害の被害拡大防止に頑張るとの消防団員の意気を市民に披露したところです。
 市民会館に会場を移しての式典では、わが小友分団が4年無火災の表彰を受けました。
 今年も1年間消防活動に団員みんなで取り組み対と思っています。その後は、新年会でした。盛商の全国制覇を見ながら盛り上がり、一部の団員はのまま二次会へと消えていきました。
新年明けまして
     おめでとうございます


 平成19年が穏やかに年の始まりを告げました。暖冬という言葉がぴったりですが、本当に暖かくそして風も無く一年が始まりました。
 太平洋から昇る初日に一年の誓いをしようと大勢の皆さんが、黒崎の岩頭にあつまりました。
 昨年の大荒れの天気と違い、今年一年の平安が期待される初日の出でした。黒崎仙峡温泉も朝6時から開館しており、温泉につかりながら初日の出を楽しもうと大勢の皆さんでにぎわっていました。
 今年は、選挙の年となり、私も初日に今年の思いを誓ったところです。
岩手県市議会議員研修会開催

 11月1日に盛岡市のホテルを会場に18年度の市議会議員研修会が開催されました。
 この研修会は、県内13市の市議会議員が一同に会し議員の資質向上と、交流を目的に開催されるもので、今年は前の日曜に投票が終ったばかりの遠野市を除く県内各市から300名を越える市議会議員が参加しました。講師にテレビ朝日の川村コメンテーターと竹内副知事を迎え、政治情勢と岩手県の県内振興策が講演され、その後1時間程度の懇親会が開催されたところです。
 参加が極端に少ない市もありますが、県内他市の議員さんと交流できることが一番の成果ではないかと思っています。ただ、講師の選定や参加体制、運営等にもう一工夫必要な時期に来ているのではと感じています。
一関市議会との交流会開催

 昨年1市4町2村が合併して誕生した「新一関市」の議会と交流会が開催されました。大東町と室根村も一関市となったことから、隣接するまちとなりました。今回が第一回の開催で、本市のキャピタルホテル1000を会場に開催されたところです。来年は一関市を会場に開催することとしました。

 両市の議長のあいさつの後、研修会に入り、元岩手県立博物館長の金野静一先生を講師に「古代の磐井と気仙」と題し気仙と一関地方の関連について講演を頂き、その後、議員交流を行ったところです。
 議員交流では、様々な議員さんと意見交換をし今後の地域づくりや、両市が今後どうあるべきかなど、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

 特に、国道343の抜本的な改良による交通網の確保など、両市が一緒になって早急に取り組まなければならない課題の解決へ向けた当局を含めた努力が急務と感じたところです。

写真上段:講演中の金野静一先生

写真下段:歓迎のあいさつをする小松眞陸前高田市議会議長
低気圧の影響がいたるところに

 10月6日、7日と台風以上の大型低気圧に見舞われた市内では、りんごの落下や倒木、沿岸の低地漁場への被害など、人命には影響がありませんでしたが、係留漁船の転覆など農林漁業に大きな爪あとを残しました。

 様々な施設では、設計時の予測を超えたものが多数あり、今後のまちづくりの際に顧慮しなければならないと考えています。

 国立公園であり文化財にも指定されている「高田松原」でも松の倒木が多数見られました。古川沼の水位の変化など複数の要因があると思いますが、文化庁の指導にも問題があると思っています。高田松原は江戸時代に菅野・松坂の両翁が私財を投じて農地を守るために植林した松林が現在の形として残っていもので、自然文化財とはいえ、人の手がの手でつくられ守られているものです。
 
 自然文化財と言うだけで、白神山地のような人の手がまったく加わっていないものと同様の管理基準では、後世に残せないと考えています。人がつくり、人の手によって守られている自然文化財には、それなりの基準が必要なのではないかと考えています。

低気圧一過、地区の運動会が開催されました。

 10月9日体育の日に、恒例となっている小友町民体育祭(地区の運動会)が開催されました。この行事は、永年続いてきた地区の一大イベントで、10月10日の体育の日に開催されてきたものです。当日は、台風による災害復旧や1日順延したため仕事で参加できない人などが多く、例年より参加者が少なかったように感じました。

 年々、生活環境や職場事情等から参加者が減少傾向にあります。また、人口減少や高齢化によるものもひとつの原因と考えられますが、主催者としては頭がいたい点ではないかと思います。さらに、参加者減少に輪をかけているのは、ハッピーマンデーによる体育の日の移動です。この地域では、10月10日は体育の日で地区をあげての運動会としていましたが、今年はいつやるのと言ったことからなかなか休みの調整が出来ないことなども原因のようです。

 地域コミュニティの場としては貴重な機会なのですが、このような場が年々廃れていくのはさびしいような気がしています。また、住民のパワーがしぼんでいっているのか自分の生活が主となっているのかわかりませんが、残念なことです。

 私も恒例のスターターとして参加したほか、年代別の総合リレーに参加しました。成績は地区対抗第3位、参加したリレーは皆さんの力で1位となりました。

 写真下段は、昨年度の宝くじ助成事業で小学校に地元の伝統芸能である「田束剣ばい」の装束が整備され、今回地区の皆さんに披露されました。小友小学校と中学校ではこのように伝統芸能の伝承活動を行っています。
岩手沿岸南部広域環境組合議員としてガス化溶融炉を視察

 10月4日、5日の二日間の日程で平成23年度から事業開始が予定されている沿岸南部地区3市2町(釜石市、大船渡市、陸前高田市、大槌町、住田町)で構成する広域環境組合議会の議員として、最新のごみ処理技術である高温ガス化溶融炉方式の処理施設2箇所を視察してきました。

 高温ガス化溶融炉方式のごみ処理方式を簡単に言うと、ごみを竪型の溶鉱炉みたいな釜に入れて、溶かすごみ処理方式です。高温のガスによって可燃の部分はガス化して燃え、鉄分など燃えないものは溶かしてしまいます。投入したごみの約4%位がひ灰となって排出され、金属類はスラグやメタルといった形になり、再利用されます。ひ灰も現在は最終処分場へ埋められていますが、来年度あたりから、金属精錬メーカーで資源として受け入れの予定があるとのことで、21世紀型のごみ処理技術です。

 施設は、環境に配慮した建物となっているほかごみの燃焼時に発生する高温のガスを利用して自家発電を行うなどエネルギーを生み出す施設ともなっており、使用電力の大半をまかなうことが出来るようになっていました。

 下の写真は、ごみピットから、燃焼炉へクレーンで運ぶコントロール席です。中央制御室と同一のフロアで、においも騒音も無く快適な施設となっていました。

 2つの施設とも、製鉄メーカーの炉でしたが、それぞれメーカーによる工夫がされていました。

ローカル・マニフェストスクールへ参加してきました。

 10月2日、3日の二日間早稲田大学マニフェスト研究所主催、ローカル・マニフェスト推進議員連盟共催のマニフェスト・スクール(地方議員研修会)が盛岡で開催され、参加してきました。

 マニフェスト型政治における地方議会の役割、地方議員のローカル・マニフェスト活用方法に関する体系的な知識の習得と、地方議員に必要な政策立案・構想能力の涵養が目的の研修会でしたが、首長ではない地方議員がマニフェストを書けるのか、何を書けばいいのかなど、基本的なことさえ十二分に理解していなかったので勉強になった二日間でした。

 早稲田大学大学院の北川教授(元三重県知事)のユーモアとウェットにとんだ、そして時には耳の痛い講義、東北大学大学院の山本教授の講義、県立大の齋藤教授の講義と、2回にわたったグループワーク、参加者や、講師の先生方との懇談会など盛りだくさんのマニフェスト・スクールでした。

 地方議員も何を書くべきなのか、何が書けるのか、ぼんやりでしたが見えてきた感を受けました。
 県議会議員の先生方も多数出席しており、置かれている立場によってマニフェストへの考えも違ってくるのだなとも感じてきたところです。

 マニフェストには、自分が現実化できること、事後の検証が可能なことが基本であることを認識できたことは有意義な成果でした。

 また、議会がどうあるべきなのか、二元代表制の意義と、二元代表性の下の議会の役割をも認識させられた二日間でした。

18年度秋季消防演習

 10月1日、好天に恵まれ陸前高田市消防演習が地元、小友町を会場に行われました。

 当日は、市内8分団560人が参加して、火災防御訓練や模範ポンプ操法、小隊・中隊訓練などが実施されました。

 特別参加として、岩手県防災航空隊によるヘリを使った救助訓練も行われたところです。

 生業を持ちながらの消防団活動には頭が下がる思いです。

全国自治体交流大会・自治体学会

 8月24・25日に横浜市で開かれた全国自治体交流大会と、自治体学会に参加してきました。昨年度は参加しかねただけに2年ぶりの大会参加となり、全国の自治体関係者や、研究者と交流を持ってきたところです。

 地方自治に携わるものが集い、様々なテーマで意見交換が出来る場として本当に貴重な大会です。今年は、自治体学会創立20周年の記念大会として、発祥の地「横浜」に戻っての開催となり、松沢神奈川県知事や古川佐賀県知事をはじめゲストスピーカーの方々も普段に増して熱がこもっていたような感を受けました。

 この会の良いところは、自治体と言うテーマで、普段はつながりも話もしないような、ましてや、よその首長さんや議員さん、著名な大学の先生方と気楽に話せるところも気に入って参加しています。

 今年は、東北ブロック主催の懇親会も多治見市長さんをはじめ東北以外の多くの皆さんが駆けつけてくれて、楽しく盛大に開催することが出来たのも、また違った意味で成果があったと思っています。